田植えの準備 着々
今朝,7時過ぎに学校に着きました。
車を止めてびっくり,学校の田んぼに阿部先生の姿がありました。
1人で田植えの目印を付けるために,田んぼに線を書いてくれています。
「型つけ」を引いて,田植えする場所の目印を作ってくれていました。
後日談です。
実は,「型つけ」の名前が分かりませんでした。
ネットで検索しても島根地方では,「ババひき」と言うというのは見つけましたが,なかなかこれというを見つけられませんでした。
美里町の郷土資料館も新型コロナ蔓延防止措置で閉館していました。
職員室で話題にしていたら,学力向上支援員の三浦さんが調べてきてくれました。
がじ,コロ,ころがし,型(かた),型枠(かたわく),はか,わく,筋ひき,線ひき,田植え定規・・・。
おうちで調べてみてくれたそうです。
有り難いですねぇ。
郷土資料館が開いたら,聞いてみたいと思います。
さらに後日談です。
美里町郷土資料館に問い合わせました。
そうしたら「オサ」と言うそうです。
漢字もなぜ「オサ」というのかもはっきりしないそうですが,美里近辺では「オサ」と呼ばれてきたのだそうです。
ちょっとすっきりでした。
郷土資料館の大石様,ありがとうございました。
あがってきた阿部先生は,長靴を洗っていました。
「阿部先生,ありがとうね。大変だったでしょう。」
「はい,長靴は,ダメでしたね。」
「うん,田んぼ用の長靴じゃないと抜けなくなるんだよね。」
田植えに詳しくてもやらない自分
田植えに詳しくなくてもみんなのために働く阿部先生
小職の心の中で,2人のコントラストを際立って感じました。
聞くと6時頃から作業を始めてくれたそうです。
阿部先生は,学校や子供たちのことを考えて自ら決断し,実行してくれました。
阿部先生は,心の中にLIM(リーダー・イン・ミー)を育てているんですね。
ありがとうございました。