タブレットを使った授業 高学年

今日は,教育委員会から「タブレットを使った授業」を参観に来る予定でした。
でも,緊急事態宣言が出てしまったので,残念ながら中止になりました。
せっかく高学年の先生に用意してもらった授業です。
もったいないので,校内で参観に行くことにしました。

6年生の授業は,家庭科です。
新型コロナの流行で,家庭科で調理実習ができません。
伊藤先生は,夏休みに炒める料理を家庭で取り組むように宿題にしていたようです。
その写真を学校に持ってきて,それをタブレットで撮影し,皆の前で発表する授業でした。
児童の発表の中から,炒めものをするときの注意点を拾いあげていきます。
子供たちは,自分で料理した写真を使っての発表ですから,恥ずかしそうにしながらも嬉しそうでした。
しかし,どの料理も美味しそうでした。
良い授業には,いい仕掛けがあるのを感じる提供授業でした。

5年生は,音楽の授業でした。
新型コロナによる緊急事態宣言で,鍵盤ハーモニカを使うこともままなりません。
そこで目をつけたのが,タブレットで動作するアプリです。
今日の5年生の音楽は,和音についての学習です。
飛沫が飛ぶので鍵盤ハーモニカを使うことはできませんが,タブレットで和音を弾き,その響きを感じます。
それぞれのイヤホンを購入し,利用することで,音の大きさを気にせずに練習することもできます。
新型コロナ対応で考え出した方法でしたが,今後の授業の発展を感じさせられる授業でした。

伊藤先生,田中先生,ありがとうございました。
授業にタブレットを位置づけただけでなく,タブレットを使うことで新しい形の授業ができる可能性を感じました。
お二人の準備に感謝します。