第2回 リーダーシップ集会
今日の3時間目,第2回目のリーダーシップ集会が開かれました。
今回の発表は,4年生と5年生です。
自分たちで内容を考え,グループに分かれて,ビデオを撮影しました。
前回の6年生の発表を受けての発表になっていました。
4年生は,学級で取り組んでいるけん玉を題材にして,7つの習慣をどう生かして取り組んでいるかを紹介していました。
第1の習慣から第7の習慣まで,けん玉の技の習得や練習への取り組み方,なかなか技を習得できない友人への声がけなど,子供たちが考えたシナリオで説明が続きます。
低学年など見る人のことを考えた内容で,けん玉を例にして取り扱っていたので,とてもわかりやすい内容に仕上がっていました。
きっと低学年の子供たちも改めて7つの習慣の理解を深めることができたのではないかと思います。
発表の内容もさることながら,子供たちのけん玉の技が素晴らしかったです。
第2の習慣では,「発表会に向けて,業間時間も昼休みも練習する」という内容を扱っていましたが,実際もそうだったのではないかと思いました。
見たこともないような技をしていて,驚きました。
5年生は,職員で話し合った課題について,5年生なりの答えを考えてくれた動画になっていました。
5年生が取り組んでくれた課題とは,学級の係活動を○○リーダーとして位置づけたことに関係します。
教頭先生が,校舎を巡回しているとき,暑いのに窓の開いていない教室がありました。
教頭先生が,「暑いから開けようよ。」といって窓を開けようとすると「窓リーダーは,○○さんだから。」と子供が手伝おうとしなかったというのです。
子供たちにとっては,「リーダー=仕事」となってしまっていたのです。
どのように意識を変えていったよいか,リーダーの姿についてです。
結局,明快な答えは職員では出ませんでした。
今回の5年生の発表は,その問題に5年生なりに答えを考えてくれた内容でした。
「7つの習慣を生かして,いい学級にしていきたい」という子供たちの願いが伝わってくる内容でした。
見る側も真剣でした。
前回の反省を生かして,動画ファイルをそれぞれの先生のPCにコピーして再生したので,音声も聞き取りやすくなっていました。
内容も分かりやすく,ワークシートに書き込みをしながら発表に見入っていました。
「7つの習慣」の取組は,子供たちに成長の機会を与えてくれています。
全校で取り組めること,このような発表会ができること,本当にうれしいことだと改めて感じました。