農業試験場を見学してきました>5年生

今日,5年生が農業試験場を見学してきました。
担任の先生からエピソードを聞かせてもらったので紹介します。


「ここでみんなが食べているササニシキが開発されたんだよ。」
という声に子どもたちは驚いていたそうです。


「このお米は,まだ名前はないんだけど,暑さに強い米を作っているんだよ。」
なるほど,地球温暖化でサクランボやリンゴの産地が北上していると言うことを聞いていましたが,お米でも品種改良で立ち向かおうとしているんですね。
子どもも驚いたそうですが,私も聞いて驚きました。

「品種改良は,何日くらいでできるんですか。」
「十年くらいかなぁ。」
子どもたちは,自分の年と比べて大変驚いていたそうです。

食味や風味を検査する部屋も見せていただいたそうです。
同じ炊飯器が6台も並んでいたそうです。
「なぜみんな同じ炊飯器なんですか。」
「同じ状態で炊いて,食味や風味を比べるためです。」
なるほど,子どもたちも納得していたそうです。

試験をするために苗が植えてある場所も見せてもらいました。
1本1本苗が植えてあります。
自分たちもアカシア米を手植えしたのと比べて,驚いていたそうです。
そうでした。
君たちの植えた苗は,ずいぶん逞しさを感じる植え方でした。

あと,普段見ることのできない大型の農業機械も見せてもらったそうです。

昨年は,新型コロナの影響で見学できなかったのですが,今年は行けて良かったですね。
実り多い学びだったようです。